エメロードなどでおなじみのフランス・トリガノ社から届いたのは、超コンパクトなALBA350。全長5.2mの小さな体ながら、装備は必要十分。これがいま地球環境への負荷に関心が高いヨーロッパで注目の”ミニマルキャンピングトレーラー”だ。
ALBA350
コンパクトなボティながら、まず常設のクイーンサイズ相当のベッドがあるのが大きな特徴だ。常設ベッドがあることは、旅先で寝たいと思ったときにすぐ寝れるということ。これが思っているよりクルマ旅の満足度に貢献する。しかもこのALBA350のベッドは大人2人でも余裕をもって寝られるサイズ。それに加え、3口コンロや3ウェイ冷蔵庫、シンクを備えたキッチン、トイレとシャワーが収まるマルチルーム、クローゼット、そして展開すればベッドを拡張できる対面ダイネットがレイアウトされている。
ミニマルなキャンピングトレーラーの波
日本よりずっと多くのキャンピングトレーラーが走るヨーロッパでは、近年コンパクトな車体のトレーラーが注目を集め、さまざな国のビルダーからモデルが出ている。キャンピングトレーラーはエンジンなどがないので、同じサイズ感の自走式キャンピングカーに比べて、車内の空間を広くできることもあり、このALBA350のように小さくても十分な装備を備えることができるのも理由かもしれない。
そしてこれらのコンパクトな車体、連結器も含めてだいたい全長5m前後のキャンピングトレーラーを「ミニマルキャンピングトレーラー」と呼んでいる。このミニマルとは必要最小限という意味。つまり自分たちに本当に必要な空間や装備だけを持って、自然の中に出かけて行くためのトレーラーなのだ。
それに日本の道路環境や住宅事情、キャンプ場事情などを踏まえると、たった数十cmの差だが、それでも小さいということはメリットだらけ。このALBA350より一回り大きいモデルにALBA390があるが、むしろ1人ないし2人で使うのであればALBA350のちょうどよさが際立つ。
未来のためにキャンピングトレーラーできる「チョイス」
このミニマルキャンピングトレーラー、取り回しのよさやサイズのちょうどよさだけでないメリットがある。それが、環境負荷の低減だ。大きなサイズのキャンピングトレーラーをけん引するよりも、小さなキャンピングトレーラーをけん引するほうが、けん引車にかかる負担が少ない。これにより何が変わるかというと、燃費と排出するCO2。つまりミニマムキャンピングトレーラーを選ぶことで、より環境にやさしくキャンピングトレーラーの旅を楽しむことができるのだ。
環境意識の高いヨーロッパでは、そうしたSDGsの視点からもミニマムキャンピングトレーラーという選択がいわれている。
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