
パシフィコ横浜を会場に横浜キャンピングカーショーが明日10月22日まで開催中。地元神奈川をベースにするビルダーも多く出展する地域密着感もあるイベントだ。
ニューモデルも定番モデルも一度に見られる
今回の横浜キャンピングカーショー、地元神奈川のインディアナ・RVから、話題のコンパクトなトレーラーのニューモデルが登場。インディアナ300に加え、インディアナ300SL、インディアナ300SN、インディアナ300SFと4台のトレーラーがずらりと並んだ。どのクルマもこんなコンパクトな車体なのに、こんなにバリエーションが生まれるのかというくらいどれも特徴的。特にインディアナ300SFはトレーラーのリヤ部分にエントランスがあり、室内には2段ベッドとダイネット、キッチンそしてマルチルームを備える、ファミリーにちょうどいいデザイン。








そしてペットと旅をする層から支持を集めているレクビィのソランには、ハイルーフ版が登場。標準ルーフ版では運転席側についていたダイキンの薄型エアコンが、車両の最後部に。エアコンの効率もよくなる天井の高いハイルーフだからこそできるレイアウトだ。


そのほかにも会場には軽キャンパーからフルコンまで多くのクルマが集合。その中でも横浜という立地もあるのか、ハイエースベースやデリカD:5をベースとしたクルマに多くの人を集めていた。また、キャブコンでも今年でデビューしたナッツRVのジープニーや東和モータースのモビーなど、よりコンパクトで必要十分な装備を備えた車両も注目を集めていた。
また、新しい試みとして住友商事とRVランドがコラボレーションしてはじめる「ditto」のブースも登場。中古車のハイエースをベースに、RVランドのキャンピングカーを手掛けてきたキャンピングカーのプロに伴走してもらいながら、自分だけのキャンピングカーを、キットを使いながら自分の手で作り上げるというもの。実際に「ditto」のプログラムで作れるクルマの一例を見ることができ、話を聞きにくる人が絶えなかった。


店舗にも足を運びやすい、地元のビルダーの姿も
神奈川に拠点や店舗を持つキャンピングカービルダー、実は多い。つまりショーで気になったクルマがあった時、拠点や店舗にすぐ見に行けるということ。さらにこういった大きなショーの後には、各社アンコールフェアを開催することもよくあるので、会場ではそういった情報もうまくキャッチしたい。










ショーといえば、グルメもステージイベントも外せない
会場内には一日中時間を気にせずショーを楽しめるよう、キッチンカーエリアも完備。今回はベトナム料理や韓国料理、中華とアジアンテイスト漂うラインナップ。実際食べてみると、キッチンカーといえど侮れないおいしさ。明日日曜日のみ出展するケバブ屋などもあるので、ぜひ楽しみにしてほしい。


また、今回は「横浜キャンピングカーショー2023 meet FMヨコハマ」と題してラジオの公開録音などが2日間通して予定されている。FMヨコハマでおなじみの番組が飛び出してくるほか、日曜日にはキャンピングカー親善大使も務める田中美奈子さんの登壇も。こちらも見逃せない豪華な内容だ。
また、横浜キャンピングカーショートいえばそのおしゃれなメインイラスト。このイラストがデザインされたオリジナルTシャツが当たる会場限定のキャンペーンが行われているほか、毎日先着100人限定でオリジナルステッカーがもらえるキャンペーンも。これは横浜キャンピングカーショーならではの楽しみだ。


横浜キャンピングカーショー2023は明日、10月22日(日)までパシフィコ横浜で開催中。みなとみらいの便利な立地、週末のおでかけと合わせての参加もオススメだ。