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ニューモデル続々の横浜キャンピングカーショー開催中

ニュースもグルメもステージも盛りだくさん!

パシフィコ横浜を会場に横浜キャンピングカーショーが明日10月22日まで開催中。地元神奈川をベースにするビルダーも多く出展する地域密着感もあるイベントだ。

ニューモデルも定番モデルも一度に見られる

今回の横浜キャンピングカーショー、地元神奈川のインディアナ・RVから、話題のコンパクトなトレーラーのニューモデルが登場。インディアナ300に加え、インディアナ300SL、インディアナ300SN、インディアナ300SFと4台のトレーラーがずらりと並んだ。どのクルマもこんなコンパクトな車体なのに、こんなにバリエーションが生まれるのかというくらいどれも特徴的。特にインディアナ300SFはトレーラーのリヤ部分にエントランスがあり、室内には2段ベッドとダイネット、キッチンそしてマルチルームを備える、ファミリーにちょうどいいデザイン。

ブースにはインディアナ300シリーズがずらり

リヤ部分のエントランスが特徴的なインディアナ300SF
インディアナ300SFの車内。前方にダイネット、そして後方に2段ベッドとマルチルームを備える

インディアナ300は全て右側通行のポーランドのニワド製。左側通行の日本に合わせて作られたオリジナルのものなのだ
マルチルームには折りたたみ式の洗面台とトイレが標準装備。トイレは使いやすいラップポンを採用
2023年モデルから、全グレード価格据え置きでアルミホイールを採用している
こちらはインディアナ300SN。このモデルにはマルチルームがないが、2段ベッドに加え、ダイネットを展開してできるダブルベッドを備える
今回展示されたインディアナ300シリーズにつく「S」は、このようにトレーラー前方部分が空いて収納となっていることを示す

そしてペットと旅をする層から支持を集めているレクビィのソランには、ハイルーフ版が登場。標準ルーフ版では運転席側についていたダイキンの薄型エアコンが、車両の最後部に。エアコンの効率もよくなる天井の高いハイルーフだからこそできるレイアウトだ。

背後から見ると、車両の最後部にエアコンがつくスペースがあるのがわかる
前方から。基本的なレイアウトは変わらないように見えるが、エアコンの位置が変わったことで、より広く室内を使える

そのほかにも会場には軽キャンパーからフルコンまで多くのクルマが集合。その中でも横浜という立地もあるのか、ハイエースベースやデリカD:5をベースとしたクルマに多くの人を集めていた。また、キャブコンでも今年でデビューしたナッツRVのジープニーや東和モータースのモビーなど、よりコンパクトで必要十分な装備を備えた車両も注目を集めていた。

また、新しい試みとして住友商事とRVランドがコラボレーションしてはじめる「ditto」のブースも登場。中古車のハイエースをベースに、RVランドのキャンピングカーを手掛けてきたキャンピングカーのプロに伴走してもらいながら、自分だけのキャンピングカーを、キットを使いながら自分の手で作り上げるというもの。実際に「ditto」のプログラムで作れるクルマの一例を見ることができ、話を聞きにくる人が絶えなかった。

ハイエースの専門店でもあるフレックスが手がけるMOBY DICKのブース。一口にハイエースベースといっても、外観も内装も個性豊かだ
「ditto」で作れるクルマの一例。手前に写っているのが、床材やシート生地の見本。ここから自分だけの組み合わせを選ぶのも楽しい

店舗にも足を運びやすい、地元のビルダーの姿も

神奈川に拠点や店舗を持つキャンピングカービルダー、実は多い。つまりショーで気になったクルマがあった時、拠点や店舗にすぐ見に行けるということ。さらにこういった大きなショーの後には、各社アンコールフェアを開催することもよくあるので、会場ではそういった情報もうまくキャッチしたい。

「横浜でキャンピングカーのことならおまかせ」というのぼりが目印のロッキー2
おしゃれなブースデザインで目をひく、トヨタモビリティ神奈川
7月に神奈川県内に拠点をオープンさせたばかりのバンテック
来週から始まるジャパンモビリティショーにも出展する予定のバンテックの2023年モデルのZiL520
厚木に全天候型の拠点を持つのがダイレクトカーズ
BR75が2023年度グッドデザイン賞を受賞したのも記憶に新しい
U-BASEのブースにはラッピングが施された目を引くハイエースが。U-BASEも神奈川県内に複数の店舗があり、11月18日には海老名IC直結の「WEINS PARK海老名」もオープン予定

U-BASEのブースでは、オリジナルラベルの「ほりにし」などが当たる抽選のキャンペーンも
オリジナルの電装システム「エボリューション」システムについてのわかりやすい解説がおなじみの、ナッツRVのブース
こちらはコンパクトな車体が特徴のジープニー。ナッツRVの神奈川湘南店と埼玉店では、10月27日〜29日アンコールフェアが開催される予定だ

ショーといえば、グルメもステージイベントも外せない

会場内には一日中時間を気にせずショーを楽しめるよう、キッチンカーエリアも完備。今回はベトナム料理や韓国料理、中華とアジアンテイスト漂うラインナップ。実際食べてみると、キッチンカーといえど侮れないおいしさ。明日日曜日のみ出展するケバブ屋などもあるので、ぜひ楽しみにしてほしい。

ホール内に設けられたキッチンカーエリア。落ち着いて座って食べられる机とイスも用意されている
韓国風の牛すじ丼やバインミー、生春巻きなどは、きちんと現地の風を感じられるおいしさ

また、今回は「横浜キャンピングカーショー2023 meet FMヨコハマ」と題してラジオの公開録音などが2日間通して予定されている。FMヨコハマでおなじみの番組が飛び出してくるほか、日曜日にはキャンピングカー親善大使も務める田中美奈子さんの登壇も。こちらも見逃せない豪華な内容だ。

また、横浜キャンピングカーショートいえばそのおしゃれなメインイラスト。このイラストがデザインされたオリジナルTシャツが当たる会場限定のキャンペーンが行われているほか、毎日先着100人限定でオリジナルステッカーがもらえるキャンペーンも。これは横浜キャンピングカーショーならではの楽しみだ。

ラジオの公開収録など今までにないステージプログラムも予定しているステージスペースは、会場奥にあります
おしゃれなイベント限定のイラスト。今年はサーファーがデザインされた横浜らしいもの

横浜キャンピングカーショー2023は明日、10月22日(日)までパシフィコ横浜で開催中。みなとみらいの便利な立地、週末のおでかけと合わせての参加もオススメだ。