
老舗キャンピングカービルダーのロータスRV販売が手がける軽キャンパー、ekクルーズ コモドは限られた空間の使い方が斬新な1台だ。手の届く範囲に主要装備をまとめ、小さな1台を快適な我が家に変身させた。
上部空間の活用&多機能テーブル搭載で使い勝手が大幅向上
軽ワンボックスがベースの軽バンコンは、限られたスペースをどのように利用して架装するのかが腕の見せどころだ。充実した装備のために家具を大きくするとベッドは狭くなるし、逆にベッドを拡大すると装備の充実化が困難。そこでロータスRV販売が採用した手法がリヤ上部に大型キャビネットを設置して、電子レンジを配置すること。
左右の空間は収納庫として活用し、キャビネットの下部にはDVDプレイヤー付きのフリップダウンモニターを装着。このモニターはフルセグ地デジチューナーも標準装備の優れモノだ。
こうして軽バンコンながら、1クラス上の装備を実現しつつ、ベッドは十分な幅を確保。くつろぎの空間としても十分な大きさであるうえに、リヤには着脱式3分割テーブルを備える。センター部分の天板を、前側のサイドテーブルにセ ットすることも可能だ。
また、オプションとはなるが、車載用DC12Vクーラーを設定。本体はフロアに影響しないサイドスペースに設置し、室外機はフロア下とした。さらにリチウムイオンのサブバッテリーも用意。これがあれば夏場でも快適に過ごせる。






