キャンピングカー購入時に迷うことも多い「トイレ」のこと。
今回はバンコンオーナーの先輩たちにそのリアルな意見を聞いてみた。
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車内の装備にトイレがあるかないかは現状ある方がやや優勢
現状、クルマにトイレがあるかどうかをたずねたところ、トイレありという回答がやや優勢となった。なお、これまでもバンコンオーナーに限らず、トイレ装備について調査したことがあるが、あるかどうかの回答は概ね半々となることが多い感触。
トイレの種類はポータブルが優勢
今回のバンコンオーナーからの回答では、持っている(装備している)トイレの種類は、ポータブルトイレという回答が3/4を占めた。
ビルトイントイレになるとマルチルームへの設置が自然だが、バンコンではマルチルームがないモデルも多い。そのあたりが、ポータブルトイレが優勢となる一因かもしれない。
また、ポータブルトイレは必要を感じたときに後から購入して、装備の1つとしてクルマに積んでおくということもできるので、そういったオーナーも一定数いるのではないだろうか。
利用率は、さほど高くない?
ポータブルトイレ、ビルトイントイレに関わらず、実際にトイレを装備しているオーナーさんの中でも、日々利用しているかどうかは、それぞれのよう。
常に利用しているオーナーさんでは、「夜間トイレに行きたくなったときに」使うという声や、「”小”専用で使っている」という声が多く見られた。そのほか、荒天時のみトイレに行くのが大変なので利用するという声や、旅行中体調を崩したときに利用する、コロナ禍で感染症対策を考えてという声があった。使う場所もマルチルームがある場合はそちらで、ない場合はカーテンで仕切って車内の通路で使うなど、使い方も様々だった。
逆に全く利用しないというオーナーさんでは、「後片付けの手間を考えて」利用しないという声が多く、ほかに「あくまで緊急時や防災用品として」ポータブルトイレを購入したという声があった。
自分のスタイルにあった判断を
幅広いモデルがあるバンコンだからこそ、自分がどのようなスタイルでバンコンを利用したいのか、それによってトイレの有無も変わってくるということがわかった。
比較的に寄り道や休憩をこまめにはさみつつ、整った環境で宿泊するというスタイルのオーナーさんからは、トイレは休憩中や宿泊施設のものを基本的に利用するので、車内設備としては付けなかったという傾向が。また、キャンプ場に宿泊するスタイルのオーナーさんや、トイレが近くにないような場所へ行くことがあるオーナーさん、そして体調面に不安を抱えるオーナーさんからはトイレがあったほうが安心という結果だった。
最近はポータブルトイレの種類もいろいろなものが出てきている。ぜひ自分のスタイルにあった自分なりの「トイレ事情」を見つけていただきたい。