第41回目となる「TOKYO AUTO SALON 2023」。カスタムカー文化を世に広めるべく1983年から開催され続けているカスタムカーの祭典だ。
近年では自動車メーカーも出店し、ニューモデルの発表を行ったりと、コアなファンだけでなく、クルマ好きな家族が楽しめるショーとして、広く認知されつつあり、「継続は力なり」ではないが、新春一発目のビッグショーとして、広く認知が進んでいるといった印象だ。
広義でカスタムといったら、そうです、キャンピングカーもあるんです、このショー。というわけで、オートキャンパーWEBとしては、キャンピングカー関連の会場の様子をいち早くお届けします。
軽キャンパー専門店「オートワン」で新型が!!
スズキのスペーシアベース、メーカーが「車中泊」なんて言葉を使ってコマーシャルしている新世代の軽ワンボックス車だ。それをさらに使い勝手がいいようにカスタムし、キャンピングカーとしての可能性を追求したのが、神奈川県にある軽キャンパー専門店「オートワン」。その名も「KD⚡︎BS(KYUDEN BASE)」だ。大型のバッテリーとソーラーパネル、インバーター(電圧と直流交流を変換できる装置)を装備することによって、車内で電化製品などを使えるといった仕様だ。もちろんキャンピングカーとして、車室内でくつろげるようキャンピングカーとしての架装も行われている。価格は191万8000円~となっている。なおオートワンではこのスペーシアベースをベースとしたポップアップモデルも2023年夏ごろを目処に発売を計画しているという。つまりこれ、新世代の給電くんというわけか? ほかにもキャンピングカーメーカーは、三島ダイハツ 、スマイルファクトリー、AtoZ、UIビークル、ステルスなどが出展。詳細はこの後に紹介する予定だ。
カヤバが油圧システムを活用してキャンピングカーの未来を!
キャンピングカーの架装重量に対応するアフターマーケット製のショックアブソーバーとして我々にもおなじみのカヤバ(KYB)。オートサロン会場でオリジナルのキャンピングカーを発表! 同社のこれは、ポップアップ&スライドアウト(スマホやタブレットで操作可能)するだけでなく、走行&停止時の車体姿勢の制御も可能。参考出品のこれが、各キャンピングカー メーカーに採用されれば、さらに安全にキャンピングカーライフが楽しめる!
キャンピングカー用タイヤがまたひとつ増える!!!
横浜ゴムから、キャンピングカー専用タイヤが登場! 同社初のキャンピングカー専用タイヤ「BluEarth-Camper(ブルーアース・キャンパー)」は、2023年3月に発売決定!というのは既報のとおり。現物をしっかり拝めるのはTOKYO AUTOSALON2023だけ。カムロードからハイエース、軽キャンパー&後輪小径タイヤのカムロードやボンゴトラック用など豊富なサイズが魅力だ。
「TOKYO AUTO SALON 2023」15日の日曜日まで開催してます。気になる方はぜひ会場で現物をご確認くださいー!
東京オートサロン2023
名称:東京オートサロン2023
日程:2023年1月13日(ビジネスデイ)、14日〜15日(一般公開)
場所:幕張メッセ【3】ホール 320 カヤバブース
イベント公式WEBサイト:https://www.tokyoautosalon.jp/2023/
カヤバ公式WEBサイト:https://www.kyb.co.jp/
※詳細は公式WEBサイトをご確認ください