LTキャンパーズが販売する「レガードネオプラス プレミアムクラスIII」はカムロードがベースだが、ホイールベースを延長するという形でおどろきの大空間を生み出している。様々な快適装備を詰め込んだ1台ではあるが、さらに走行安定性にもこだわった。ジャパンモビリティショーにも出展された1台を紹介。
低重心と空力特性も考えたボディで走行安定性に配慮したキャブコンに
レガードネオプラス プレミアムクラスIIIは、走行安定性を高めるために、ベース車であるカムロードのホイールベースを延長している。その技術力にも驚かされるが、さらにこだわったのが低重心化とバランス。可能な限り上方向の装備をなくしたほか、重量物となる給排水タンクやバッテリー類の配置も考え車両安定性を高めた。空力も考えており、バンクベッドの張り出しをなくした。曲面を用いた流麗なフォルムは、いかにも抵抗が少なそうだ。
車内は対面+サイドソファのダイネットがメイン。車両中央にエントランスがあるから実現できた。就寝部はリヤに常設2段ベッドを備えるが、こちらは 大型の外部収納庫にもなる。スリムなルーフだがバンクベッドも装備。それもマットがベースごと、くの字に折れる構造。 プルダウンベッドのようにスイングさせつつ下ろすだけでセットできる。 電装系にもこだわっており、早くからリチウムイオンバッテリーを採用している。それも428Ahと大容量なので、さまざまな電化製品が使える。
車内生活だけでなく移動時の走行性能も考えたモデル。走りが心配、不満と思う人にお薦めしたい。