キャンピングカーで楽しむ

高速道路から寄れる直売所!刈谷ハイウェイオアシスでお買い物してみた

新鮮な肉も魚も野菜も手に入る!

伊勢湾岸自動車道を走っていると見える観覧車。デラックストイレでも有名になった刈谷ハイウェイオアシスである。休憩の域を超えたレジャー施設といっても過言ではない充実した施設があるが、その中に高速道路から寄れる直売所があるのだ。産直が大好物の編集部めいがリアルお買い物してみた。

産直市場おあしすファーム

地元刈谷市や愛知県の自慢の品を取り揃える「産直市場おあしすファーム」。伊勢湾岸自動車の上り、下りどちらからもドライブの途中に高速道路を下りずにアクセスできるのだが、そのクオリティがハンパない。

こちらが「産直市場おあしすファーム」がある刈谷ハイウェイオアシス内のセントラルプラザ
高速道路からだと、入った階がフードコート。下に降りる必要がある

まずは魚。丸魚が買えるパーキングエリアがこの世にいくつあるだろうか……。三河湾から毎朝新鮮な魚が直送されており、いけすには貝やなまこ、タコ、カニまで豊富に並ぶ。もちろん丸魚を調理もしてもらえるほか、鮮度抜群の刺し身も販売されている。近所のスーパーで買うより安いかも。さばいた状態のうなぎが並ぶ姿なんかは、さすが愛知といったところか。今夜のごはんはもうこれで充分だ。

市場かと見紛う光景が、高速道路からほぼ3分くらいで広がる。行った12月中旬には立派なキンメダイがずらり
いけすにもさまざまな魚が。なじみのない魚が売っているのも産直の魅力
「マダカ」とは?と思っていたら、2〜3歳のスズキのことだと教えてもらった。愛知ではスズキをそう呼ぶそう

そして進んだ先には肉コーナー。牛、豚、鶏と並ぶ中、加工品の種類がスゴい。気になったのは、三河のブランド豚、秀麗豚を使用したハムやソーセージを作っている「山遊里」さんの商品。肉欲を満たしてくれそうなソーセージとクリスマスシーズンにピッタリのスモークチキンを買ってみた。

見ているだけで楽しい加工肉のエリア。その奥には焼きそば麺が種類豊富に並んでいた

忘れてはいけないのが野菜。訪ねたのが夕方ということで、だいぶ品数は少なかったが、白菜(もちろん丸々1玉)やキャベツ、そしてみかんと新鮮なものがリーズナブルに揃っていた。最近高かったトマトも、小ぶりだが8個入って200円とお手頃価格でゲット。そのままでもおいしいけど、寒いからこれでミネストローネ作ろうかな。

そのほか、うどん、きしめんから農産物加工品、そして花までかなり豊富なラインナップ。すごいぜい沢なスーパーにいる気分だ。大好きな生麩を発見。これも愛知県産。味噌おでんとかにいれても美味しいのかな?
また一部地酒やワインも手に入る。地元の刈谷市、お隣豊田市といっしょに自動車工業のイメージが強いが、果樹栽培も盛ん。そんな刈谷市で採れた巨峰をつかったロゼワインをスモークチキンのお供に。そして常温保存ができて賞味期限が長い味噌煮込みうどんのセットがあったので、旅の途中の常備食用に購入。
こんな風になかなか市場に出回らない、地域で大切に作られた1品と出会えるのが産直の魅力。キャンピングカーであれば、ここで買った食材を調理して味わうこともできるし、お惣菜も豊富なので、クルマ旅の夜ご飯の調達にはもってこい。

花も切り花から鉢植えまで揃う
最終的なリアルなお買い物かごの中身。ワインもあったので、合計3800円とちょっとお財布が痛いが大満足
「産直市場おあしすファーム」上のフロアはお土産物が買える店舗とフードコート。フードコートでは名古屋めしも楽しめ、テイクアウトも可能
フードコートではお隣三重の松阪牛が気軽に楽しめる「松阪牛まん」なんかも発見。中身はひき肉ではなく、コマ肉をすき焼き風にしたような感じ。おいしい肉感を楽しめた

そのほか、刈谷ハイウェイオアシスには、日帰り入浴施設やフードコートなどもあるので、キャンピングカーやクルマの旅で立ち寄るにはぴったりのスポット。また、一般道からもアクセスできるので、近くを通った際には、ぜひこの「産直市場おあしすファーム」、寄ってみてほしい。