キャンピングカーで楽しむ

オートキャンパーWEB編集長が昭和のキャラバン(キャンピングカー!?) 買ってみた!ジャパンキャンピングカーショーの取材のお供に⑦

オートキャンパー編集部品田 直人
品田直人

1973年型の日産E20型キャラバンを買って早9ヵ月。後部スペースに畳と台座がインストールされた文化住宅みたいな車内&当時ものクーラーの部品一式が付属する条件に一目惚れしして、銀行ローンをフルに使って購入! クーラー装着に3ヵ月、車検整備に3ヵ月。さらには畳も張り替えて、やっとオートキャンパー WEB編集部っぽく、このクルマを取材の足として使う?!

キャラバンを買って満足しています。でもそれだけじゃダメなのでは?

初代キャラバンで旅に出る、はこちら

キャンピングカーを購入した人に一定数発生するという「買って満足しちゃうパターン」。私も初代キャラバンの車中泊仕様車を購入して、クーラーを取り付けて、車内のお色直しをしてと、一通り手を加えたら、満足しちゃったような気がする。スモールパーツ、消耗品の交換はしていたが、日々の雑務やワカサギ釣りなどで忙しく、この連載も消滅するかに思えたが左にあらず。
というわけで、ネタ作りのため、ジャパンキャンピングカーショー2025の取材車として、E20キャラバンを引っ張り出してみた。

地味に部品を交換し、機能改善してましたよ?

窓の曇り止めのため、送風するためのダクトホース。破れて機能していなかった。これは昔のサニーと共通のようで、今でも純正品が購入可能だった。部品番号27161-H1001

車室真ん中のヒーター コアから、ダッシュ上部の吹き出し口に向けてダクトホースを接続。地味だが、走って使ってみないとわからないことも多い

2月は、ワカサギが旬。釣りにも行かなきゃいけないし、忙しいったらありゃしない。お陰様?で、先日行った河口湖では、見事釣果トップ(竿頭)になれました。

お世話になったのは河口湖のドーム船「ポワル」。

いざキャラバンで、幕張メッセへ!

キャンピングカーを、あてもなく自由を求めての戸外生活ツールと決め付けていたので、約束の時間に約束の場所へ行くという使い方はどうなのかなとも考えながらもクルマをショー会場である幕張メッセに走らせる。高速域(最高速はカタログで110km/h)の車内は騒々しく、市街地では気にならなかったこの音は耳から疲れてくるが、そのうち慣れる。防音材を車内に貼り付ければ静かにもなるだろうが、今度は重量増による動力性能の低下が怖い。

問題なく走って目的地に行くことはできる!

それ以外に道中では、トラブルなく快調ではあった。タイヤを新品にしたことで乗り心地もいい。ショー会場で撮影&取材したものを即プライベートが保てる車内で編集していると、4日間に渡るショー取材も多少楽だったのかなと、今これを書いていて思う。

お手伝いのスタッフをモデルに、こんなふうに仕事していました的なカット

それにしても、畳という車内のなんと便利なことか。座ってもよし、寝てもよしのこの床材、展開が必要ないので、車内でくつろぐには非常に都合がいい。

原稿執筆に疲れたら、すぐ横になれるのが畳仕様のいいところ!
畳1枚は、長さ2150mm、幅750mm。関東の一畳サイズよりかなり大きいので、ワンオフで作られたもののようですね!

とまぁこんな具合に、オートキャンパー WEBでは日常業務をこなしています?! 

次回はキャンピングカーとしても、古い車としても、あると安全な装備を装着したお話をお届けしたいと思います!

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