1973年型の日産E20型キャラバンを買って早8ヵ月。後部スペースに畳と台座がインストールされた文化住宅みたいな車内&当時ものクーラーの部品一式が付属する条件に一目惚れしして、銀行ローンをフルに使って購入! クーラー装着に3ヵ月、車検整備に3ヵ月。さらには畳も張り替えて、やっとオートキャンパー WEB編集部っぽい車中泊旅に出る。
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バンライファーになれるかと期待したが、初代キャラバンの室内は夜逃げ感満載⁉︎
車検もトラブルも一通り出つくした(あとは燃料系と、駆動系と細かい電装系か?←全部じゃんw)感もあるので、旅に出てみたくなるのは当然?
というわけで、E20キャラバンで車中泊旅に出かけてみたというのが今回のお話。どうもフィーリングが優れない点火時期を再度調整して、使いそうなものを満載して出発である。もともとおしゃれバンライファーを目指しているわけではないのだが、1泊2日の荷物を載せた際のこの夜逃げ感?はやっぱりセンスのなさが原因だろうか。
平日の師走、RVパークに向けてキャラバンは出発します!
師走の真っ只中、街ゆくクルマもハイペース。邪魔にならないよう交通量の少ない山道を選んで走っているものの、追いついてくる後続車に道を譲りながら気付く。ひょっとしてこのキャラバン、相当遅いんじゃないかと。
1600ccとはいえ80psのJ16型エンジンが、たかだか2370kgの車両総重量を移動させるくらいだから、まあ普通に使えるだろうと思っていたのだが、さにあらず。でもまぁ唯一の救いだったのが、乗り心地がいいこと。交換したホワイトリボンタイヤがいい仕事をしているのだ!
しかも、昭和40年代の国産商用車のギヤリングを甘くみていた。ローギヤードかつ4段のギヤは、発進&急坂用の1速を除くと、実質一般道で使えるのは3段しかない。車内はうなるエンジン音がとどろき、古いクルマに耐性がある私でもできれば遠乗りはしたくない仕様である。