最新オートキャンプ展示会のようだ
3年ぶりの開催となったトイキャン2022。10数名が集まった第1回大会から、22回目となった2022年は、230組約800人ほどが集まった。会場となった岐阜県可児市のふれあいパーク緑の丘はトイキャンのため貸し切られ、トイファクトリーのキャンピングカーとそのオーナーのみが宴を楽しむ。それにしても参加者それぞれが、お気に入りのアウトドアグッズをスライドドア横に並べ、見る魅せるオートキャンプスタイルは、最新のアウトドアスタイルを窺い知れる展覧会のようでもある。
いよいよトイキャン2022の始まりだ!
岐阜県可児市に本社があるトイファクトリー 代表の藤井昭文さんによる「トイキャン2022」開会宣言から始まり、元ビーチバレー選手の浅尾美和さんや、自身もトイファクトリー製キャンピングカーのオーナーのつるの剛士さんらが特別ゲストとして登場。ジャパンキャンピングカーショー2023でデビュー予定のフィアット・デュカトも先行お披露目がされ、会場は盛り上がった。
ステージイベントだけでなく、自由に楽しめるコンテンツたくさん
キャンピングカー オーナーの集いに神髄を見た!
ほかの催し物は、食事処、グッズ販売、ワークショップ、小径車の試乗などなど。進行に余裕を持たせ、参加者が自由に楽しめるように配慮している点は、トイファクトリー流のおもてなしだろう。夜は、焚き火を囲んで、オーナーとトイファクトリースタッフの懇親会だ。どれもこれも強制ではない。語らいたければ、語らい、横になりたければクルマに戻ればいい。トイキャン2022の楽しみ方は、必要以上に干渉がないように感じた。同じメーカーのキャンピングカー愛好家として一緒の時間を過ごす……。オートキャンプの神髄、強いてはトイファクトリー のスローガン「ASOBI Crating Campany」の神髄はそこにあるんじゃないか。