キャンピングカーで楽しむ

日産NV200バネットマルチベッドは万能車中泊車だった!

早朝に楽しめる冬のアクティビティ【ワカサギ 釣り】のお供に使ってみてわかった!

日産キャラバンよりコンパクトな車格(全長4400mm、全幅1695mm、全高1855mm)と1600ccのエンジン&CVTの滑らかな走り心地で、普段使いからアウトドアまでマルチに使える日産NV200バネット。その室内に2名が休憩できるベッドを搭載したのが、ここに紹介するNV200バネットマルチベッドだ。

NV200バネットマルチベッド は、キャラバンマルチベッド の弟分なのか?

エクステリアは、普通のNV200バネットと変わらない。撮影車両はGX(特別塗装色インペリアルアンバー)

キャラバンにはじまる日産マルチベッドシリーズのなかで、NV200バネットは弟分的な存在なのかと言われると実はそうでもない。車格うんぬんの話になれば、確かにNV200バネットはキャラバンの下に位置する貨物自動車、ということになるだろう。最大積載量がNV200バネットが650kg(2名乗車)、対してキャラバンが1000kg(2名乗車)となっていることからもそれはわかる。

左右分割式のベッドマットを採用

バイクや自転車の積載時など、片側だけ跳ね上げてラゲッジスペース&寝台としても活用可能
フロアは、硬質塩化ビニールが張られたフラットパネル。傷もつきにくく汚れも落としやすい

しかし趣味の相棒を選ぶ際に大切になるのは、車格や最大積載量といったスペックが高いかどうかではなく、「自分の使い方に合っているか」かどうかなのだ。

遊びのギアが大きかったり、荷物を多く載せたいならばタフな使い方を想定して作られたキャラバンがオススメになるが、NV200バネットは小柄なボディのおかげで取り回しやすさや運転時の軽快さに利点がある。

車中泊や普段使いにバランスよく使いたいなら、NV200バネットマルチベッドを候補として推したい。

インパネまわりもポップで使いやすいデザイン

ベッドマットの表皮は、シート表皮と統一
これはキャラバンで渓流釣り&ワーケーションをした時の1枚。細い道をスイスイ走る機動力と、車内の広さのバランスの良さに感心した

ベッドを展開すれば、いつでもどこでも車中泊が可能だ

近距離や日常使いも兼ねるなら断然NV200バネットマルチベッド !

たとえば、2人旅で、近距離移動を車中泊もしくは仮眠なんてシチュエーションは、NV200バネットマルチベッドの使いやすさが光るのである。ベッドに寝転んだ状態で、すべてに手が届くといった合理的な室内構成は、やっぱりNV200バネットマルチベッドのほうが使いやすい。
というわけで、それを実践すべくNV200マルチベッドで向かった先は、神奈川県相模原市にある相模湖のボートハウス。何をするかというと、今が旬のワカサギ釣りだ。ワカサギが捕食活動をするのは、日の出と夕方。起きてきてまずは食事だからとか、ワカサギを捕食する大型の魚がまだ寝ているからなどいろいろな理由があるのだが、とにかく早起きしなければなかなか釣れない。今回お邪魔した相模湖インターからすぐのボートハウス「柴田ボート」に聞いてみると、朝6時からオープンで遅くとも8時には来てくれとのこと。

早朝の相模湖に到着!(写真はワカサギ釣り後に撮影したもの)
ワカサギ釣りは、極寒を耐え忍ぶものではない。温かい小屋で、ワカサギとの知恵比べなのだ。今回お邪魔したのは中央道相模湖IC至近の柴田ボート。2名利用の個室もあってかなり快適!
手ぶらでもレンタルが可能だし、釣りの仕掛けやエサの現地調達が可能だ
床に空いた穴から釣り糸を垂らし、当たりが来たら一気に巻き上げよう!

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