ハイエースやNV200バネットなどのキャンピングカー乗りにぜひすすめたいNeo Tune。純正ショックの中のオイルを重いクルマ向けにカスタムしたオイルに入れ替えるもので、安価にキャンピングカーの走りを向上させられると人気だ。その施工風景を取材した。
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リーズナブルに走りを良くしたい!というニーズにこたえるショック「Neo Tune」
キャンピングカーに限ったことではなく、多くのクルマのオーナーが抱える悩みが「乗り心地」について。
そもそも乗り心地のよしあしは乗り手によって感じ方が違うものだし、1人で乗るのと大勢で乗ること、そして荷室にどれだけの荷物(キャンピングカーの場合は装備)を積むかによっても感じ方が違うものだ。
それだけにたとえ「○○用」となっているキャンピングカー向けサスキットがあったとしても、それがオーナーの好みに合うかは付けてみないとわからない。
でも、それなりにお金がかかることなので「やっぱりダメだった」では困るのだ。
そこで試してほしいのが、ハイエース用カスタムパーツブランドである「CAST(キャスト)」が扱うショックアブソーバーチューニング「Neo Tune(ネオチューン)」だ。
ネオチューンはショック内部に入っている純正オイルを抜いて、ネオチューン専用のーのショックオイル(日本の有名オイルメーカーに製造を依頼している高品質オリジナルオイル)に入れ替えるものだが、単に入れ替えだけでなく、車種や車重などに合わせたオイルの粘度にするので、路面の凹凸やうねりをいなし、カーブで車体が傾くときもロールの量とロールしていく速度を抑えるので、カーブがスムーズに曲がれるようになる。
乗り味の設定も、純正ショックの乗り味をベースに上質感を引き出す「スタンダード」から、乗り心地重視の「コンフォート」、そして積載が多いクルマ向けに「ハード」があり、さらにキャンピングカー用として車両に合わせた仕様を作る「カスタムキャンパー」というメニューが設定されている。
クルマに合わせてさまざまな特性が選べるネオチューンだが、車種専用ではないので、多くの車種に対応できるのも大きなポイント。乗り心地を改善したいのなら、MT+スタイルに、ネオチューン施工について相談するよう薦めたい。
こうして作られる、Neo Tuneショックのできるまで
ネオチューン取り付けを行なう、丸徳商会の直営店舗「MT+スタイル」で作業の様子を取材した。ネオチューンは自社の工房で施工する。
ショックオイルをネオチューンのオイルに入れ替える。その際には車種に合わせた粘度にするためオイルのブレンドを行なっている。
取材時はNV200用のネオチューンショックを制作していた。純正ショックを使うので価格が安いのも魅力だ。
車種ごとに設定したオイルとガス圧を専用治具を使って入れていく。予約をすれば、朝にクルマを預けて、夕方に引き取ることが可能だという。
店舗では月替りでお得なキャンペーンを実施中
ネオチューンの窓口となる埼玉県の「MT+スタイル」では月替りでお得なキャンペーンを展開している。
2024年5月1日から6月30日までは200系ハイエース用のサイレントLSDを取付時に、交換用のデフオイルが追加でついてくるキャンペーンを行っている。
ネオチューンも月によってはキャンペーン対象となるので、HPをこまめにチェックしたい。
MT+スタイル
■所在地:埼玉県深谷市国済寺805-1
■TEL:048-571-0200(MT+スタイル直通)
■営業時間:9:00-18:00
■定休日:なし
■WEBサイト:https://plus.marutoku-shokai.co.jp